リフティング王 土屋 健二 (サッカー リフティングとドリブル&フリースタイル)

トレセンへの入り方&トレセンまでの指導の仕方 考え方


  いったいトレセンって誰が選ぶの?  トレセン選抜の流れはこんな感じで行なわれます。
         などなど・・・の素朴な質問に答えています。
 
                          〜トレセン情報と 今話題のスーパージンガ〜
 (が歩きだすまで 30秒ほど少しお待ちくださいね。 )
                   

夢かなえよう。

〜まずはトレセンの情報提供者のご紹介〜
 
はじめまして・・・NABOです。 少年サッカーチームの現役コーチです。 
 地区のトレセン(トレーニングセンターの略です。)のコーチも担当しています。 
 サッカーが大好きです。サッカーを愛する少年が大好きです。 
サッカー少年・少女と、サポートするお父さん、お母さんとコーチを尊敬します。
 
 サッカー指導員歴
ジュニア〜ジュニアユースサッカーコーチ
JFA公認C級ライセンス、スポーツ少年団公認指導員
  親子のためのサッカー教室 (NABOさんのプログです)
          http://ameblo.jp/juniorsoccer/
 
    

 〜世界のリフティング王土屋健二のデモと監修レッスンDVDイあります〜 
スーパージンガ リフティングの正しい蹴り方知っていますか?

パソコンの方は時計をクリック  

スマホ&タブレットの方は・・・ ここをクリック

    


                   
☆  メニュー  ☆

☆スマホ&タブレットの方で・・・☆ リンクボタンが使えない場合は記事は〜番号〜でお探しください。       ほぼ、上から番号通りに並んでいます。 
(1)  〜いったいトレセンって誰が選ぶの?〜
(2)   四種でのトレセン選抜の流れはこんな感じで行なわれます。
(3)  ★トレセン合格者多数のサッカーレッスンDVD&ブルーレイ★  スーパージンガ  リフティング
(4)  ★ 県トレに所属しましたが、体格 体力 パワーだけのサッカーでした。本当に必要なものは?★  
(5)  6年までにトレセンに選ばれたいとお思いですか?  3年生のうちに体験してほしいこと
      (=^・^=)
(6)  トレセンは4年生から始まります。
(7) スキルフルな4年生になるために 
(8)  U10(5年生)トレセンでは?
(9)  U12(6年生)ナショナルトレセンから 
(10)  3〜5年生の練習について
           (=^・^=)
(11)  クラブチームとトレセンの違い
(12)  クラブチームのセレクション
(13)  デュソー氏(当時JFA福島アカデミーで指導)から言われたこ
(14)    トレセン選抜選手を見て感じること・・・。
(15)   トレセン練習会のテーマでは、サッカー協会のカリキュラムにより
               =^_^=
(16) 小学生のフィジカル
(17) よく言われる「身体能力」とか「身体能力の高い子」とは
(18)  パス寸前で見えたら
(19)   トレセン 落ちる子、落ちない子
(20)   私がセレクションを受ける子どもたちに言う言葉は2つあります。
                         =^_^=
(21)   少年サッカー 8人制になって・・・進化したこと。
(22)    サッカーセンスとは?
(3−B) 君は・・・目をつぶってスーパージンガが出来るか?
(23)優しい子がフォワードになれる理由

  たくさん良い情報がありすぎりのでちょっと大変・・・
そんな時は・・・画面をスクロール(動かして)してください。
ポイントを「ここが大切ですよ」と太字にしておきました。
拾い読みをして気になった一文の前後を読めば要点がつかめます。

                   

 
                   

ご存じでしたか?
土屋健二のスーパージンガは2002年に
このホームページから初めてインターネット配信しました。


 〜お知らせ〜
 土屋健二の個人&チームレッスンも受け付けて
おりますのでご希望でしたらご連絡をお待ちしています。
     クリック →  
                   


      

(1)  〜いったいトレセンって、誰が選ぶの?〜

■ トレーニング センター(通称 トレセン)は「4つ」
      
       
1   地区トレセン  (通称 市トレ)  お住まいの市内でのトレセン
2   47都道府県トレセン(通称 県トレ) お住まいの都道府県でのトレセン
3     9地区トレセン (通称 地域又は関東トレセン) お住まいの 地区でのトレセン
4   ナショナルトレセン       地区トレセンの選抜選手

 
      

(2)  ■ 四種でのトレセン選抜の流れはこんな感じで行なわれます。
 
1 所属チームからの地区トレセン(通称市トレ)への参加の推薦を受けた人は
選考会に参加して選ばれ選抜チームが作れます。
(選出人数は地区によるとは思いますが30〜40名程度)
↓ 
2 地区トレセンの中から推薦を受けた人は都道府県トレセン(通称県トレ)の選考会に参加して
選ばれ選抜チームが作られます。

3 都道府県トレセンの中から推薦を受けた人は9地区トレセンの選考会に参加して選ばれて
選抜チームが作られます。

4 9地域トレセンの中から推薦受けた人はナショナルトレセンの選考会に参加して選ばれ
て選抜チームが作られます。

■ 誰が選ぶの?の結果は・・・まずは、所属チームの監督・コーチの推薦です。

だとすると・・・監督・コーチを唸(う)らせるテクニックを
身に付けることが大切ですね。

その市トレや県トレ・・・はその所属チームの監督・コーチとなります。


〜おまけの知識〜

■ トレセンは、その地区の優秀な選手を育成するため制度です。


■トレセンと選抜のちがい・・・                     
トレセンは長期間(半年〜1年)かけてチーム作りをしながら成長させます。
選抜は一つの大会に参加して負けたら解散になります。

 
                    
 
〜トレセンの記事の続きは・・・「レッスンDVD」の下に続きます〜
 
                    
 
 (3)  
 オリジナルレッスンDVDのご案内
 
(リフティング王の土屋健二 監修指導です)

ブルーレイはDVDも再生可能です。

           
 
 (3-A)


  チャレンジ!!

    〜スーパージンガをマスターするには何日かかる?〜
    
 と、よく質問を受ける。
 あなたならぱ・・・何日になるだろう?

          編み出した土屋健二は10数年の苦闘の末に完成させた。
そして、スーパージンガを伝授された初めての人になった
MOちゃんは(hpの管理人の息子)3年かかってマスターした。

         それが・・・今は2週間ほどで多くの人がマスターして
足の周りをボールがグルグルと回るようになっています。
 最短1日という報告も。もちろん、個人差ありですが・・・。


 今日からの2週間で・・・何かを身につけることが出来るだろうか? 
 以外にスーパージンガは一見難しそうに見えるが・・・
 順序立てて学べば簡単ということをご理解頂けると思います。


 スーパージンガのレッスンビデオをご購入頂いたママからの感想で
「息子に買ったつもりが私がはまってしまって、ほぼ2週間で
 ボールが足をまわっています」 とのこと。

 ボールが思うように動き始めると楽しくなります。
 2週間後の変わっている自分を信じてチャレンジしてみては?

管理人からのお勧めレッスンビデオは・・・スーパージンガのDVD−K


         

   

    
         
1 スーパージンガ
(土屋 健二が開発した足技の最高峰のテクニック)
体の回りをボールを回すテクニック    
これをマスターするとサッカー感がきっと激変するょ。
          
 
  

            
  
スーパージンガに興味が出た方へのお奨めビデオ 
〜 Kビデオ 〜
ジンガ ステップ」  〜スーパージンガを身に付けるために〜
(このDVDの内容は部屋の中で練習できます。最低二畳くらいから)


これは幾つかの緻密に計算された足の動き
ジンガ1・2・3のステップを細部に渡って解説。
       
ですから、ビデオで1つ1つマスターしていけば、
ジンガの基本はだれでも身につきます。
                    
(デモは、土屋に13年学んだmoちゃんがしています)
              
価格は DVDで1000円販売中
時間は約38分です。  価格に送料込み。

   レッスンDVD&ブルーレイのご注文方法 

  (3−B
                    


 (4) 
 〜体格、体力、パワーのサッカーしていると〜

先日の仕事の休み時間に、携帯に電話が入りました。
「やじまさんですか?」「はい、やじまですが・・・」
「サッカーレッスンビデオの件で・・・」と話しが進みました。


色々と話しているうちに、その方の息子さんは中一で県トレセンに
選ばれているとのことでした。
それでも、悩みがあるようで・・・こんな心の内を話して下さいました。
  
「小学生から今までは、体格、体力、パワーいわゆる
身体的能力の高さで県トレセンまで選ばれてきましたが・・・
   

振り返ってみると
トレセンの練習会なので個人テクニックの練習をすることなく
チームにおいても、個人テクニックはほとんどしませんでした。
 

ですから、足技などのテクニックはほとんど皆無で、中一くらいに
なると皆が身体能力がほぼ同じになってきて、今まで通用していた
身体能力という武器が通用しなくて・・・不安を感じています。
そんなおり、このホームページを見つけて電話をしています」 
とのこと 。
    
 
確かに、このお父さんが言われる通りに中学生くらいになると
身体的な能力の違いは無くなってきます。 
・・・能力の違いが無くなって来た時に、アピールするものは何でしょうか? 
    
 
今までと同じ身体能力のサッカーをしていたら、先は見えて
しまいます。

違いを出すには、攻守のためのドリブルであったりトラップのための
リフティングなどのサッカーテクニックでしかありません。
そのことをこのお父さんは気づいたようでした。

そんな話をしながら、お役に立ちそうなレッスンビデオをご紹介しました。
                    
後日談になりますが・・・
そのお父さんからメールが来まして・・・
「スーパージンガ(ビデオK)、リフティング(ビデオG)、ステップドリブル
 (ビデオL)のレッスンビデオは非常に役にたちました。
    

そして、このページに来てくれている人たちは向上心がある人たちが
多いと思うので・・・伝えておいて欲しいのですが・・・
私たち親子のような失敗はしないでください。
     

小学生の早いうちから、ここで紹介しているレッスンビデオの個人
テクニックは身につけておいた方がいいと思います」
と感謝の言葉を頂きました。
(ホームページ管理人の記事)


                   

 
 
2 リフティング

柔らかいリフティングを身につける事は基本中の基本と
私たちは考えています。
     
まず、このようなリフティングをマスターすると・・・
ボールコントロールにドリブルに良い影響が出てきます。
(ロボットリフティングしか出来ないとドリブルは上達しません)
 
             


たとえぱリフティングが10000回出来ても
ロボットリフティンクだったら・・・
まったく・・・ゲームでは使い物になりません。
 
・・・想像してみましょう。
ブロック塀にボールを蹴ったら・・・
はじかれて勢いよくボールが返って来ますよね。

反対に干してある布団に目掛けて蹴ったら?
ボールの勢いは吸収されてボールはあまり動きませんよね。


それと同じように、私たちが伝えたいリフティングは、
柔らかいムチのように動かせる足を作るための
リフティンク゛なんです。
                  
そのリフティングフォームが、ドリブルにもいかされていくのです。
ドリブルは水平方向へのリフティング」という土屋の名言通りです。
 
               
  
サッカーの基本中の基本・・・柔らかいリフティングを身に付けると 
ドリブルも上手になって・・・いるはず・・・です。 
  
〜Gビデオ〜 リフティングが上手になるビデオ 〔超初級〜〕
(このビデオの内容は部屋の中で練習できます。最低二畳くらいから)
 
内容・・・ 
リフティング超初心者から何千回も出来る上級者まで20人以上の映像
をレベル別に並べております。

これで、上手なリフティングがどうゆうもか理解することが出来、
見比べることでご自身のリフティングが今どのレベルなのか一目で
わかるように編集されています。
    
そして、その後はのリフティングのポイントや注意点を10コ以上紹介
しています。

   
価格は DVDで1000円販売中
時間は約36分です。  価格に送料み。

   レッスンDVD&ブルーレイのご注文方法 
                                        
                           
                

3  Lビデオ 「ステップドリブル&曲線ドリブル」

何気に八の字を描いてドリブルをしていますが・・・。
自分でやってみたら・・・気づくと思います。
「え〜出来ない。以外と難しい」と。 
このドリブルの名前は「ステップドリブル」言います。
   

 

興味が湧いて出たら L ビデオ 「ステップドリブル&曲線ドリブル」で
ご注文してください。 
価格は DVDで1000円販売中

   レッスンDVD&ブルーレイのご注文方法 

     
       
       
「蹴る」 至ってシンプルですが実に奥が深いです。        
以下のビデオは土屋健二に長い間レッスンを受けられた子供の
ワンカットです。
とても、余裕でボールを運んで(ドリブル?)パスしていますよね。
  
 
(このデモをしてる男の子は小学生の時に地区トレセンに選ばれてました)

                         


  蹴る ドリブルに興味が出た方へのお奨めビデオ 
〜E ビデオ〜 「蹴る」 リフティング&ドリブル 〔初級〜中級〕
副題 「ボクが u−13までにしてきたこと・・」
        

個人練習のヒントが満載。
(このビデオの内容は部屋の中で練習できます。最低二畳くらいから)
         

内容・・・ リフティングの簡単なポイント紹介
 (リフティングの細部のポイント紹介はビデオGで)
           

ドリブル編では基本の蹴り方(ボールドリル)がおよそ
25種類以上その発展系を数えると50種類くらいを
moちゃんが実演しています。
                       

特に小3頃から中1までのゴールデンエイジと呼ばれ、
体の神経系等が発達する年代に身につけさせたい練習方法が
ぎっしり詰まっています。
           

ただ、息子が幼かったために言葉による解説が出来ませんでしたので
解説はありません。見て真似て身につけることを優先しました。
               
価格は DVDで1000円販売中
                         
   レッスンDVD&ブルーレイのご注文方法 

         お電話で質問 

 
                     

  〜 H ビデオ 〜 
 テクニック集  

ウェーブリフティング・スーパージンガのミニ解説 
 パス・フェイント・トラップ編&ドリブル(1対1)

  
〜とにかくこれらのテクニックを小学生の
早い段階で習得して欲しいと思っています。
それと、付録のドリブル一対一のシーンは、
多くの方からこれだけで独立したビデオ
で販売しても良いのではと言わしめている
程ボールキープと突破テクニックの集大成
ビデオです。〜

( 撮影時 矢島 基春(moちゃん14才)が
ケン指導のもとデモしています。)

パス集・・・
インサイドパス、アウトサイドパス、ラボーナ、
ヒールパス、ドライブパス、
浮き球パス、チェンジアップパス、
軸足キックパス、またぎケンケンパス、
フリックパス、1−2パス 

フェイント集・・・ 
またぎソール、またぎバックソール、エラシコ、
スライドアウト、ニーフェイント、牛のシッポ、
ラボーナ・ストップ・またぎ・ソール、ラボーナ・
ストップ・ダブル・シザース・バック・ソール、
引きずりソール、インソール 

トラップ集・・・ 
インサイド、アウトサイド、胸トラップ肩トラップ、
ヘッドでトラップ の28種類のテクニックと解説
(一部トラップで解説がないのもあります)が
してあります。
それと、1対1では10分ほど相手を抜き去る
トリッキーな足の動きをスロー再生で見やすく
編集しました。

注意、このビデオはビデオDのテクニックを
多用しています。       

価格は DVDで1000円販売中
時間は約36分です。 価格に送料込み

                    


     〜 Mビデオ 〜  土屋 健二のビュー・ポイント
                   
          〜 このビデオはサッカーの基本的な動き紹介なので
                初心者が身に付けておきたいテクニックとしても注目〜

             体の柔軟性の大切さ・サッカー選手に必要な目のトレーニング
               ダッシュの仕方・ 方向転換の仕方・ドリブルのフォーム
                 DFの足の動かし方・ショルダーチャージのタイミング など
                    32種類の覚えておきたいテクニックを公開しています。
 
          価格は DVDで1000円販売中
                    時間は約38分です。  価格に送料込み。

   レッスンDVD&ブルーレイのご注文方法 
☆スマホ&タブレットの方は下の方の  まで進んでください☆
         
                    



レッスンDVD&ブルーレイのご購入希望は・・・
(一枚からのご購入 大歓迎です)


                    

このホームページの管理人の「やじま」に、
「DVD希望」と書いて住所、郵便番号、氏名、年齢、
電話の番号(携帯可)とご希望DVDの番号と値段
   

ご注文は下記このメールアドレスを押してください。

majiya5@yahoo.co.jp

 お問い合わせ&ご注文はお電話でも・・・
080−5081−1965 やじままで

スマホの line にて問い合わせOKです。
lineの検索機能で携帯番号 080−5081−1965 を
入力して「やじま かつひこ」を見つけてください。




ここで紹介したレッスンビデオはほんの一部です。
他のレッスンビデオを見て見たい方は下記から
 〜レッスンビデオ販売中〜
  

                           

 
〜6年生でトレセンに選ばれたいとお考えですか?〜
   現役トレセンコーチNABOコーチのコラム

             (5)        
  ■3年生のうちに体験してほしいこと
 
  4年生である程度のスキルを身につけるためには、3年生ですでに高度とも言えるト
レーニングをする必要があるかのような感覚を受けます。 

でも、3年生には3年生として体験して欲しい事もあります。
 それは、「団子サッカー」です。
 
  ボールに触りたい、ボールに触りたい。 相手のボールも味方のボールも自分のもの
にしたい。 そのためにはボールに群がる相手や味方おかまいなく、
体の接触を嫌うことなく、団子に飛び込む体験が必要です。 

その経験をある程度の期間体験することによって、
「コンタクトスキル」の習得に差がついてきます。


  「体を上手に使う」「体の入れ方」 この土台は3年生での「団子サッカー」で、
押したり引いたり、ぶつかったりという事が
「サッカーでは当たり前」という感覚を身につけてほしいのです。

  3年生であれば、「ボールを自分のものにしよう!」という働きかけで、
ボールに対する執着心が身についていくでしょう。 

 さらに、「取ったボールを取られないようにしよう」という働きかけで、
集団の中でボールを持っていても、取られるだけなので、
集団の外のスペースにボールを持っていこう。
 
 こういう意識でのドリブルが生まれます。

                                 


  ■低年齢に対してもスキルが要求されています。
 現役トレセンコーチNABOコーチのコラム
 
3年生でスキルを身につけるためには。その前に何をすればいいか。  

1.サッカーの動きができるためのコーディネーション   
これは、サッカーの複雑な動きをするためには、サッカーのミニゲームだ
けでは身につけることが難しいので、「コーディネーショントレーニング」を
行って、ボール練習や相手ありの練習でも体を上手に使う土台を作るこ
とです。  


2.鬼ごっこを見直してみませんか      

ビブスを腰のあたりに挟んで、お互いのビブスを取り合う。        
いわゆる「しっぽトリ」のトレーニング。     
この遊び感覚のトレーニングで、身に付くことがあります。    
(1)攻めに出る気持ち    
(2)背後の気配を感じ取ること    
(3)ビブスを取られずに相手のビブスを取る、かけひき   
(4)連続して、ビブスを取りに行く「積極的な姿勢」    
(5)とられて悔しい、とって嬉しいという勝ち負けと成功体験    
(6)回りを見ておいて、鬼の居場所を判断して、かけひきする。  


3.相手がいる状態でもいない状態でも慌てないでプレーできる。

これは難しいかもしれませんが、自信がついてきてはじめて 「かけひき」 
ができると思います。スキルの多くは「かけひきに使うもの」という土台 
と、サッカーではボールを持っていると相手が必ず取りに来るスポーツな
ので、取られないたには、ドリブルのスキルを磨くことと、回りを観る能力
を身につけるしかありません。   
また、相手が近づいてくるのが当たり前で、この相手とかけひきするこ
とがサッカーだという事に気がついて欲しいものです。2008,10,26


             

                       

  現役トレセンコーチNABOコーチのコラム
 (6) ■トレセンは4年生から始まります。

 多くの都道府県ではトレセンは4年生から始まります。
  所属チームの推薦で地区トレセンで活動開始されます。 
     都道府県の4年生トレセン、いわゆるU10トレセンは
       4年生のうちに選抜されます。
        
      ほとんどの場合、5年生トレセンもこのメンバーを
        踏襲する事が多いようです。 
         ということは・・・
 


(1) 4年生で選ばれなければチャンスがないのか?
 
   いいえ、たとえ4年生で選ばれなくても、U11(5年生)、U12(6年生)で選び直すのが
一般的です。 

  逆に言うと、将来、U12(6年生)になった時にも活躍できる選手を選考できるかと
いう事が課題になります。
 
  4年生で選抜に選んでも、天狗になって(つまり、選ばれた事に満足して、トレーニン
グを怠る事)しまったり、ホッとしてしまう(つまり、今回選ばれたんだから、5年生、6年
生と選ばれ続けるだろう)というケースがあります。 
 
 小学生の1年間は大人の感覚でいえば、3年分の相当すると思います。 
たとえ選ばれなくても、半年間、テーマを絞ったトレーニングをすれば、クラブのコーチの
目にとまる事も十分あり得ます。 

 また、そのような成長をアピールする必要があるかも知れません。 

                                       


 (2)4年生で選ばれるためにはどうすればいいのか?
 
  3年生までのトレーニングが重要になります。4年生で選ばれるための技術などが身
についているかどうかです。 

  私は次の内容は身につけて欲しいと考えています。
   また、身につけていないと4年生での伸びが期待できないかも知れません。   
   
    1.10m程度のキックを正確にできること。  
    2.キックはインステップ、インフロント、インサイドが蹴り分けられること。 
    3.ドリブルではアウトサイドを使ったドリブルができること。また、インサイド、
       アウトサイドでの切り返しが両足でできること。  
    4.ターンができること。インサイドフック、アウトサイドフック、ソールを使う、
       クライフターンが出来る、などです。  
    5.ヘディングの基礎ができていること。  
    6.かけひきのセンスを身につけている事。つまり、ボールコントロールだけで終
       わるのではなく、相手とのかけひきを意識しながら、ファーストタッチ、ドリブ
       ル、フェイント、ランウィズザボールなどができること。  
    7.攻守にわたって「ハードワーク」ができること。 

   これはU12で要求されるファクターですが、6年生になって突然身に付くものではなく、
     4年生の時に、その基礎を持っていることで、5、6年生でのハードワークの
       土台を作る事ができます。  
                        
           

    ■大切な小学3,4年生の時代
 
    こうして考えると、U12のサッカーはU10で決まるといっても過言ではありません。
      U10で基礎がためをするためには、3年生に何をするべきか、という課題が生まれます。 


                                  


しつこくとレーニングを続けよう  

  もちろん、土屋健二ことケンのジンガ、フェイント、リフティングを練習中の
君たちならば、ボールコントロールに自信があると思います。 

                   

(7)  ■スキルフルな4年生になるために

 1年生〜3年生まで、「サッカーは楽しい」と感じさせながら、
「サッカーは楽しい、けど、キビシイ」
この両面をうまく指導していく事が必用です。 

「ハードワーク」を身につけるための土台としても重要です。

 走り続ければ辛い、でも、ボールを奪ったらこっちの
モノ! こういうメンタル面の土台は、3年生以下でも指導することが可能です。

                     
(8) ■U10(5年生)トレセンでは?


  ボールだけの技術でなく、相手の逆をとる技術も必要です。 
日頃の練習から「相手をつけた」トレーニングをすること。
相手のプレスもだんだん強くしていくこと。 
これで、目の前の1人ぐらいは簡単にかわせるスキルを身につけて欲しいところです。 

 規律面や自出性などは、5,6年生でも身に付きます。
 特に厳しくする必要はないと考えます。 
それよりも「自己管理」の基礎づくりが大切です。

 自分で用具を準備できること、コーチの話を聞いて、
自宅で、実際に行動を起こせる事。 

 土台でありスタートラインのU10世代ですが、
よい土台、よいスタートを切るためには、
U9以下で質のよいトレーニングを行うことが必要です。 



 この内容をクラブのコーチから聞いている選手は問題ありませんが、
「初めて聞く」、という場合は、仲間でトレセンに言いている子がいたら、
自分から聞き出せるくらいの積極性がほしいですね。
これは、子供同士がやることです。
親ごさんは、じっと見守ってください。  
 
                                                レッスンビデオ 販売中




       
 土屋健二から伝授して頂いたスーパージンガ・・・。
 足に吸い付くようなボールの動き・・・。
サッカーの中の個人技術では最高峰ではないだろうか?
  
  素朴な疑問として、こんなことを思わないだろうか?

 「さて、これを身につけるとどんな効果が現れるのだろう?」
         
                
 
   その答えとして・・・
  スーパージンガのレッスンDVDを買って頂いた方から
    こんな感想を頂いた。
  (もう少し、上手になりたいと思う人には必読の価値あり)
     
                      
 
 こんにちは。先日スーパージンガのK DVDを購入させてい
ただいた岡本です。
  DVDの内容は文句無しで良かったです。
スローやシューズを使っての解説で非常に分かりやすいです。

  また、スーパージンガの練習を始めて約2ヶ月が経ちますが、
フットサルのゲームで早速成果を感じています。
 ボールコントロールの時に足下を見なくなったため、周りの
動きがしっかり見えるようになりました。パスやドリブルの選択、
出すか止めるかの選択が格段に良くなりました。(一部抜粋)
  
             
   
  〜岡本さんが・・・
 スーパージンガによって身につけた効果は以下の通り〜
 
  1、 足の感触だけでボールコントロールが出来るように
      なった。  (ので・・・) 
  2、 足元を見なくなった。 (ので・・・) 
  3、 ルックアップ(顔を上にあげられるようになった)出来 
   るようになった。 (ので・・・) 
  4、 その効果で周りを見る事が出来るようになった。
      (ので・・・) 
  5、 パスかドリブルなどの選択能力がよくなった。
       (判断材料を得る時間が増えた=今まで見えなか 
  った周囲や相手や味方の動きが見える感じるよう  
  なったと言う事ですね。)
                            
   
  足元のテクニックを覚えるだけで、より自由にサッカーが
    出来ることがご理解いただけでしょうか?
 
 充分身につけるだけの価値のあるテクだと思いませんか?

              
 
       Kさんよりアドバイス

  よく、アドバイスで「周りをよく見ろ!!」言われることも
 あると思います。
   しかし、意識をしているものの・・・実際は出来ないことが 
  多いですよね。
  その出来ない原因の多くがテクニック不足だと思います。
 そして、それを指摘できる指導者も少ないと思います。
    
                    

        Mさんよりアドバイス

   一見、遠回りようですが・・・一度立ち止まって・・・
  ひと月ふた月、スーパージンガの練習をしてみませんか?
    
 ボールを自分の思う通りに動かせるようになる喜びを
  感じる瞬間になると思います。 
  
                       
            I さんよりアドバイス

   練習の成果は、おおよそ2週間のサイクルで「あれ!!
  上手になったかな?」 と思う瞬間が来るかと思います。

                          
 
 スーパージンガのレッスンビデオ(K DVD)のご購入希望は
 
  (値段は一枚 3000円のところ値引きで1000円
  (送料込み)です)

  連絡先は、このホームページの管理人の「やじま」に、
   「 K DVD希望」と書いて住所、郵便番号、氏名、年齢、
電話の番号(携帯可)と値段それに、このホームページはどこで
知ったのですか?を明記の上メールを送ってください。
 
 (ほとんどの場合、当日もしくは翌日には「DVD配送
確認メール」をこちらからお出ししています。)

  ご注文はこのメールアドレスから・・・どうぞ。
                            
                        majiya5@yahoo.co.jp


 なお、DVDの説明や他のレッスンビデオは下記から
     〜スーパージンガのレッスンビデオ販売中〜


 〜おまけ  リフティングの副産物〜

  「ドリブルは水平方向のリフティング」この言葉にピン来ますか?
ボールを上下に蹴るのがリフティング・・・
 それを、90度前に曲げて、
ボールを地面に転がすように蹴るとドリブルになります。
 と言う事は・・・
 上手にリフティングが出来ると
自然とドリブルも上手になっているということになります。

 じゃ・・・上手なリフティングって・・・どんなのでしょうか?
足が棒みたいなリフティング・・・別名ロボットリフティングで
リフティングをしたらどうでしょうか?
 体全体がカクカクした動きになるので蹴るたびにボールは足から離れて
しまいますよね。

 しかし、股関節や膝、足首がしなやかに動く(曲がる)足でリフティングをしたら・・・
体全体がロープを手にもって揺らしたようにしなやかに揺れますよね。
 そのような状態の足で、リフティングをしたらボールは足に吸い付くように見えます。
その状態で、地面にボールを転がしてリフティングをするかのようにドリブルをすると
 あら不思議・・・ボールが思いまま蹴る蹴る事が出来るようなります。
だから、リフティングは大切なのです。
 だから・・・
 「ドリブルは水平方向のリフティング」なのです。


                        だから・・・リフティングは大事です。

  (9) U12(6年生)ナショナルトレセンから
            現役トレセンコーチNABOコーチのコラム
      
 全国で行われているナショナルトレセン、通称ナショトレ。
時期はまちまちですが方針は一緒です。テキストから皆さんの知りたい
情報をひとつまみ。

 (1)U12ナショナルトレセン選手選考の視点

     U12:判断と同時により感覚的な能力が問われる年代
     U14:感覚的なサッカーから一歩進んで、状況を観て判断する
         能力が問われる年代
     U16:勝利を目指すうえで必要な、総合的な能力が問われる
         直前の年代

   以上のような流れになります。

 (2)U12の視点の詳細

   テキストから引用です
   「局面をひとりで打開できる能力など、この年代では特に総合力よりも個々の
  特徴に目を向けましょう。また、課題が改善されていった将来像を念頭におい 
  て、いろいろな物差しで評価することが重要です」

     というのが視点の詳細になります。

   ひとりで局面を打開するというトライを数多くするということですね。

  6年生になってから「ひとりで局面を打開しよう」ではなく、1年生から
    そのようなプレーを「当たり前」にトライしていく。

    ミスもあるけど、繰り返して、成功できるようになる。
     これは、指導者も保護者も長い目が必要だと思います。

    「ひとりで打開!」

   たとえばドリブル突破などはその典型ですよね。
   失敗の次に成功がある。vol.103(2010/11/12)

                                 レッツトライ!
                     
 
                    レッスンビデオ 販売中
    (10)  親子のためのジュニアサッカーコーチングVol.144 


     3年生〜5年生の練習について
                            現役トレセンコーチNABOコーチのコラム
          保護者向けのコラムになります。


 来年度のチーム作りのために、各チームでは5年生が主体になって練習を
しているのではないでしょうか。

 3年生は来年は4年生になりますね。
多くの地域では、4年生から「トレセン活動」が開始されます。

 4年生は来年は5年生ですが、5年生以上はより競技性が強くなります。
トレセンも5年生になると、地区対抗ゲームが多くなるでしょう。

 つまり、3年生は4年生としてトレセンなどチーム外での活躍の場が
多くなり、いろいろな刺激を受けて伸びる時期と言えます。

 5年生は、サッカーという競技での勝敗を求めながら技術を磨きます。
そして6年生は、チームのトップチームとして競技活動をすすめるとともに
ジュニアサッカーとして身につけたいテクニックをしっかりと練習する時期です。



    学年別の大まかな目的  (学年は新学年)

  6年生は、個人技術の完成を目指すこと。
苦手な足で蹴れない、ヘディングが出来ない、アウトサイドが使えない、
という「苦手」を少しでも無くなるようにする。

チームとしては、「戦う気持ち」を育てることと、8人での戦いの中で、
「グループ戦術」、つまり、2人や3人が連動して攻める、守るという事が
出来るようにすること。
これらを目標に活動したいですね。



  5年生は、止める、蹴る、運ぶというボールを扱う技術について、
相手がいる場面であっても、ミスを少なくするようにトレーニングしたいです。
これは、サッカーの実戦で通用するためのベース作りになるので、相手を
つけた練習で、止める、蹴る、運ぶというプレーが安定するようになって欲しいです。

そして、チームプレーとしては戦術というよりもチームプレーの流れの
中で、チャンスを作ること、チャンスを作らせないこと、ピンチを防ぐこと
ピンチから脱出することを学んで欲しいと思います。
何がチャンスで、何がピンチなのかを感じ取ることも大切です。



  4年生は、1対1の場面で強くなって下さい。
上手くなるよりも強くなって欲しいと思います。
攻守ともに強くなることで、テクニックの必要性がわかってくると思います。

スピードだけでは勝てないとわかれば、フェイントやボールタッチの上手さで
勝負するとか、身体が小さくて守備で勝てないとわかれば、
相手を自由にさせないことや、ボールを奪えなくとも、
よいパスやシュートをさせないプレーを意識して欲しいと思います。



毎年、この時期はこんな事を考えながら、3年生にはさらなるテクニックを
身につけて欲しいとか、1,2年生には天然の「負けず嫌い」の性格や
身体を動かすことの楽しさを感じ取れるように練習を組み立てています。


    ■中学生への準備

 このメルマガは中学生になっても読んで欲しいので、
中学生向けの話題もたまに書いています。

 この時期の6年生はすでに中学生と一緒に練習をしている
子供たちもいることでしょう。

 5号級って意外に大きい、けど、ボールを捉えやすい、でも遠くに蹴れない。
ピッチが広く、走りが大変だけど、スペースが大きいから、ミスしても取り返せる。


 中学生が蹴るボールは強く、速いのでヘディングするとメチャクチャ痛いし
目から火花が出るなどなどを経験していることでしょう。


 そんな中でも、中学生になる前に見なおして欲しいことが2つほどあります。

 ひとつは、「苦手な足でキックできますか」という事です。
練習するのは今です。利き足を磨くことはOKです。多くの選手は右ですね。

 左足で蹴る場面なのに、自信がないから右で蹴る・・・・思い出せますか。
左足で蹴る場面は左で蹴りましよう。たとえ飛ばなくても、
正確じゃなくても左で蹴るのです。

 もうひとつは守備です。
「ボールにつられない」守備をもう一度見なおして下さい。


 パススピードが早くなる中学サッカーでは、ダイレクトパスが多く使われます。
マークを見ておかないとボールを追いかける「背中とボールを追いかける
サッカー」になってしまいます。

 ボールも、相手も見ること。
これは、中学生のコーチ達も「小学生で何を学んできたか」
を判断するポイントにもなります。

(ほぼ週刊? 2012/2/21)

                               レッツトライ!

 個人サッカーテクニックを上達させるのには・・・サッカーレッスンビデオはいかがですか?


 
    トレセンで光るために必要なものは?  
            現役トレセンコーチNABOコーチのコラム
                                    

     (11)  ■クラブチームとトレセンの違い

 ジュニアからユース年代にかけて、所属クラブはどんなサッカーをしているでしょうか。
 
育成年代という事から、ドリブル主体のチームでボールを持ったらどこでもまずドリブルする。
ドリブルという個人技術を徹底的に育成する。こういうクラブもあるでしょう。

 一方、パスサッカーを軸としたクラブでは、
ショートパスを主体にポゼッションする事をテーマにしているクラブもあるでしょう。
また、身体能力の高い選手(足が速い、背が高い)を武器とするチームでは、
ロングボール主体に空中戦で勝負してくるチームもあります。
各クラブチームの目指すサッカーと選手の個性によって、
クラブチームが戦い、また、育成していると言えます。 


 今回のクラブワールドカップを見ていても、クラブの戦術と代表の戦術が違っていても、
代表選手たちはしっかり対応できているという点を見て欲しいと思います。

 クラブでは、ストッパーをしているから、トレセンチームでは
サイドがやれないとか、中盤をやれない。 
これでは、まずいわけです。 
クラブでは、トップ下をやっているので、サイドバックはやれない。
これもまずいわけです。 


 トレセンチームとして不利という意味ではなくて、育成年代である
小学生から中学生であれば、どのポジションを与えられても、
そのポジションをこなして欲しいし、それが要求されていると言えます。 

クラブでは、なかなかいろいろなポジションを経験することは難しいかも知れません。 
でも、与えられたポジション以外についてイメージすることは出来るはずです。 


 あなた(選手)がフォワードであろうが、ボランチであろうが、
センターバックであろうが、相手が持っているボールは奪いに行かなくてはならないし、
仲間が奪いに行っていたら、相手選手をマークしなければなりません。 

また、チームがボールを持っている時には
どのポジションであっても、サポートが必要です。
センターバックはフォワードがボールを持っている時は
休んでいい理由はありません。
サポートできる場所が必ずあるので、動く事が必要です。 

 このように、攻守の基本や原則が身についていれば、
トレセンチームでどのポジションを与えられても、動けるはずです。 
逆に、経験の無いポジションこそどんどんトライしていって欲しいですね。
そういう刺激がサッカー選手としての能力アップにつながります。  
                                     



          ■クラブのサッカーとトレセンサッカー。 
 トレセンでは、多様な技術を求めていきます。

 個を育てることもテーマに上げていますが、たとえばドリブルは
誰にも引けを取らないけれど、20mのパスが正確に蹴れない選手は
、サッカー選手として成功するでしょうか。という事です。 
20mのパスを正確に蹴る基本レベルを持っているけれど、あえてドリブルで突破する。


 つまり選択肢を持ってプレーする事が出来るという強みを持って欲しいという事です。 

所属するクラブがドリブル主体のチームだから、パス練習が少ないと考えるならば、
パスの練習を個人レベルで行う必要があります。 

クラブは、トレセン選手を出すためにあるわけではないという事を理解してください。

逆に、トレセンはクラブに対して、こういうサッカーをさせてください、
そうでないとトレセンでは通用しません、という事もあり得ません。 

 トレセンに来るという事は「個」としての評価です。
ここを勘違いしないで欲しいです。 
クラブで主軸の選手がトレセンでも主軸となれるかというと、
主軸ばかりを集めるわけですからある意味「等質」の世界がトレセンです。
その中で主軸になる、ならないは、個人としてプレーの引き出しの多さや、
そのレベルがどれだけ高いものを持っているか。ここにかかってくるでしょう。 



 トレセンチームで、「今日はショートパスをつないでポゼッションする
サッカーをしてみよう」というテーマの時に、ロングキックが得意だからと言って、
ボールを持ったら相手デフェンスの裏にボールを放り込んでいたらどうでしょうか。
キック力あるなあと評価されるでしょうか。
ちがいますね。
ポゼッションが理解されていないという評価にならないでしょうか。 

 また、ドリブルが得意だからと言って、よいポジションにいる仲間へのパスよりも
ドリブルを優先させていたら、その場面での判断としてはどうでしょうか
。ドリブルがうまい、という評価よりも「周りが見えていない」と評価されないでしょうか。  

                                      

                        ■意図を持ってプレーしよう。

  チームではセンターバックをやっているので、
守備の1対1という対人プレーでは自信があるけれど、
奪ったボールはいつも大きくクリアしてしまう選手がいるとします。
 その選手がトレセン仲間にこう言われました
「クリアしたら相手に跳ね返されてしまうじゃないか、
僕がここでサポートしていたのに何で渡してくれなかったんだ」 

 そこで判断して欲しいのです。
「ボールを奪ったらまずクリアだろう」と言うのか、
「君に渡しても、相手が寄って来ていたのでクリアしてピンチを乗り切った」と言えるのか。 

またある選手は、自軍エリアでドリブルを開始したとします。
その仲間に対して「相手の枚数が少ないのに、
何でドリブルしているんだ。速攻だろう。パスしてくれ」という選手がいました。 

 どう答えますか。 

 「クラブでは、ボールを持ったらまずドリブルと教わっている」と言うのか、
「相手の枚数が少ないのはわかっていた、
だから、ドリブルで中盤の相手を引きつけて、サイドチェンジをしようと思った」と言うのか。 

クラブでやっているプレーをいったん身につけたら、
どんな場面でどのようなプレーをする事が、チーム戦術になるのか。 

 意図を持ってプレーする。意図を持って判断する

 判断した事について、その意図を話すことができる。
たとえ結果がミスに終わったとしても、意図のあるプレーでの失敗は、
次の成功につながります。 
 意図のないプレーの成功や失敗は単なる偶然です。  

 このような意図のあるサッカーが、大人にならないと出来ないのでしょうか。
 いいえ、トレーニング次第では、3年生や4年生でもしっかりと意図を持ったプレーができます。 
 そのためには、「自分で判断する」事の基礎や、
「判断に沿って動く事のできるアジリティやスキル」を
その年代のレベルに合わせて身につける事が必要です。 

  このコラムをよんでいるお父さん、お母さんが、
お子さんのゲームを観る機会があったら、
家に帰ってから、お子さんに聞いてみてください。 

 「ケンちゃんがゴール前でフリーだったけれど、どうしてドリブルしたの?」 
「相手を抜きたかったから」なのか
「抜いてからパスしようと思った」のか「気がつかなかった」のか。 

 こういう答えもあるかもしれませんよ。
 「ケンちゃんの隣のデフェンスが強いから、
ケンちゃんにパスしてもとられるとおもったから」  


 
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    親子のためのジュニアサッカーコーチング 
  (12) 
  現役トレセンコーチNABOコーチのコラム

(9)  ●クラブチームのセレクション

  前回のメルマガで紹介したページについて問い合わせがありました。
  JSC CHIBAに入って、猫から虎のように変わったという大智選手のエピソードを
紹介したからです。

 「やはり、ドリブルができないと、セレクションでアピールできないでしょうか」

このような問い合わせです。

 クラブチームのセレクションは「選ぶ」という事です。
少年サッカーでは技術とメンタルを見て選ぶと思います。
 身長が今は小さくても、中学生になれば伸びます。

 技術とメンタルが認められたのが、大智選手ですね。
大智選手は、上手くなることでメンタルが強くなり、メンタルが強くなることで
より高い目標に向かって努力することができたという事です。

 技術がなくて、メンタルだけ強いとか、技術はあるけれど、メンタルが弱い。
このような選手はセレクションに臨むことは難しいでしょう。

(18) 私がセレクションを受ける子どもたちに言う言葉は2つあります。
「目立て。ボールを持って目立て」
「指示の声を出せ、イニシアチブを先にとれ」
 という事です。


 ボール扱いが上手いか下手か。
ボールを触れる機会がなければ判断が出来ません。
そして、セレクションで初めて会う仲間に対し、飲まれない事。
 自分から一発、指示を出してみる。それも大きな声で。
 これがイニシアチブを先にとるという事です。

そして、技術で他の選手と差をつける場面はやはりドリブルです。
 ドリブルはトラップからドリブルそしてシュートやパスまでひとりでするプレーな
ので、ドリブルした後のプレーが成功すれば、評価が高いでしょう。

ドリブルで局面を変えることができる選手はコーチ達の目を引くはずです。
 大智選手に続け! (2010/9/17)

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    (13)                     

   〜デュソー氏から言われたこと〜

もう何年か前になるが… 

徳島県サッカー協会主催のフットボールデーに招かれた時、
私の教室の後に、デュソー氏(当時JFA福島アカデミーで指導)の教室が開催された。 

当然、私の教室の一部始終を彼は見ていた。 

そして、私の教室の終了後に言われたことは、 

「私がパスサッカーを指導する子供達には、事前に
私のような個人技を身に付けておいてもらいたい!」

確かに、パスを回すためにも、選手一人一人の個人技が高いことにこしたことはない。 


…でも、…しかし、パスを回すための高い個人技を獲得するには、
サッカー人生の出来るだけ早い一時期に、個人技練習に没頭する必要がある。 

パスサッカーのウォーミングアップ程度では、高い個人技は到底身に付かない! 

…パスサッカーのあのデュソー氏に、個人技の重要さを再確認してもらえて、
心から嬉しかったのを覚えている。

                                 2013/03/07 土屋健二のプログから

                                     レッスンビデオ 販売中
             

 
    (14)   
トレセン選抜選手を見て感じること・・・。
現役トレセンコーチNABOコーチのコラム


 先日、県のトレセン選抜選手の初練習会がありました。
小学生のU10クラスですが、4月からU11つまり5年生になります。
 
5年生といえば、4月から始まる全日本少年サッカー大会でも
ベンチ入りやスタメンに入る子もいますので、少年サッカーとしては
U10のこの時期はチーム戦術を意識できるようになる必要があります。
  
練習会で気になった事がいくつかありますが、
私の地域や子供たちだけの特徴かもしれません。
しかし、不偏性のある事なので参考までに書いてみます。

                   

  (1)こんにちは!さようなら!

 練習に現れた瞬間から「こんにちは!」と子供たちから
発するような挨拶が欲しいですね。
 
これはどこのトレセン、どの社会でも当たり前の事ですが「あいさつ」は大切です。
精神論を言っているのではなく、行儀の事を言っているのではなく、
集団活動をするために挨拶から始まって挨拶で終わるという事は当たり前です。
 挨拶はコミュニケーションのひとつであり、元気な挨拶ができると
「コミュニケーションツール」の使い方がうまいという印象を持ちます。
 
トレセンだけでなく、チーム活動でも徹底されていますか。
プレーに関係ないと思っておろそかにしていませんか。
 うちの子はおとなしいから・・・という理由は理由になりません。

                  

 
(2)もっと活発にやれるはず

 トレセンで選抜された仲間が集まる場面ですから、緊張するなという事も無理でしょう。
 しかし、大人しくしていたら損をします。
 活発に発言し、活発に行動し、活発にプレーする。
 ミスを恐れていませんか。

間違った事を言って恥ずかしい思いをしたくないとおもっていませんか。
 サッカーをする仲間の前でミスする事はお互い様です。
恥ずかしい思いをしたくないという気持ちもお互い様です。
 サッカーをしに来ているのだから、集合から解散まで、
活発に行動して欲しいと思います。

うまければいいという考え方は70パーセントです。
後の30%以上は活発さが必要です。

 チームでも同じような事が見受けられます。
ミーティングで発言する子がいつも同じ選手ではありませんか。
ミーティングで並ぶ時に前にでてくる子と後ろの方にいる子はいつも同じではありませんか。
 身長の差で前に出られないのならば、コーチは子供たちを座らせるべきです。

 発言しない子に発言するように仕向けるべきです。
活発さはプレーだけでなく、オフザピッチでも表現できるようになると、
オンザピッチでのプレーが活きてくると思いますよ。 

                  
 

 (3)サッカーをしていますか

 サッカーをする事とボールを蹴る事は実は違うのです。
 最近は、フリースタイラーというジャンルが派生してきて、
サッカーボールを使ってリフティングやパフォーマンスの技術を
競う人々が多くなってきています。
 
フリースタイラーの敵は、お客さんの期待や高度な技術の壁ですね。
練習する量も半端でないです。一日に6時間ぐらいは練習しています。
ひとつの技を身につけるのに何日もかかることもあるそうです。
人に見せる技術ですから、それはそれでよいでしょう。

ボールフィーリングを究めるという事も私が勧める
「めざせファンタジスタ」では重要視しています。 



 土屋健二さんもリフティングを日本中に広めている1人ですが、
彼は持論があります。 
「サッカーの試合に使えるリフティングのテクニックにこだわっているんですよ」
もう5年も前からそのような事を口にしていました。

 逆立ちして足の裏でボールを扱う事は素晴らしい技術ですが、
サッカーに使えるスキルとは遠い位置にあるでしょう。


土屋健二さんはやれるけどやらないテクもあるし、見せないテクもあるといっています。
根っからのプレーヤーなんですね。 
この記事を読んでいる多くの方々はお子さんにフリースタイラーになって
欲しいと思っている人よりも、
「サッカーが上手くなって欲しい」「試合で活躍してほしい」「試合に出て、勝ってほしい」
と思っている人が多いのではないでしょうか。


 リフティングは大切ですが、サッカーをするためのひとつの方法だと思っています。
サッカーをするという事をシンプルに考えてください。
ゴールを奪う、ゴールを奪われない、ボールを奪う、ボールを奪われない。
つまり、ボールとゴールの奪い合いです。
ゴールすれば勝ち、ゴールされれば負けなのです。

  リフティングの上手な子がいます。
しかし、ゲームになるとボールへの執着心とゴールへの意欲が
少し薄いなあと感じています。
このような子は、ボール扱いは上手ですが、サッカーをしていないのです。
リフティング練習を毎日何時間もしているでしょう。
それは、誰にも負けたくないという気持ちが底にあることはわかります。
その負けず嫌いの気持ちを、プレーに出して欲しいのです。

                    
  
 (4)攻撃的になると守備がうまくなる。

 少年サッカーでは、攻撃を中心にスキルやグループ戦術を
身につけて欲しいと思います。
デフェンスを組織的に行うことは、ルールを身につける事や仲間どうし
の統一した意識が必要なので、ある程度サッカーというゲームに慣れて、
スキルを伴わないと難しいと考えます。

 守備練習が無駄だという事ではなく、組織つまり、チームとしての
守備練習をするならば、攻撃練習に時間を割くべきだという考え方です。
攻撃の1対1の場面があったとします。

 試合中のいつまでも1対1のまま数秒経ってしまう事はありえません。
攻撃側が関わるか、守備側が関わるか、数的優位を作ろうと周りが動きます。
 ここで大切な事は、攻撃に人数をかけるという意識を持って欲しいという事です。
ボールがあって、横でサポートするだけでは攻撃的とは言えません。



 ボールを追い越す選手、サポートを追い越す選手、
つまり、ボールと相手ゴールの間に攻撃する人が入りこむことが「攻撃」なのです
ミスするかもしれません。ミスしたら戻ることをすればいいだけです。
このようなゲームをチーム内で行っていれば、守備に切り替わった瞬間に
「戻る」事をしなければ、ゴールを奪われてしまいます。

  攻撃的になることは、攻撃に人数をかけて動くことであり、
そのような攻撃に対応するためには数的に
足りなくならないように、守備も動くようになります。
  これは個人技術でもそうです。攻撃スキルを身につけることで、
守備を強化する必要が生まれ、守備が強くなると、
それを破ろうとして攻撃が強化される。
  チームのトレーニング計画の中でも、これを繰り返していくことで、
攻守の強化ができると思います。

                 


 (5)そのプレーは何のため

 ドリブルが得意な子の選択肢はドリブル優先です。
 ロングキックが得意な子は、ボールを受けたら
スペースに出して長いパスを出そうとするでしょう。
 得意なスキルを持つことは大切です。

 でも、5年生になろうという時期では、ドリブルのためのドリブル、
パスのためのパスではなく、シュートにつながるプレーを
意識してプレーを選択してほしいと考えます。

 選抜チームでも自分のチームでも「技の披露会」ではないので、
ゲームに勝つためにはシュートを打たなくてはなりません。
シュートを打つためには、今、自分はどのようなプレーをしなければならないのかを
判断することが、攻撃での優先順位を判断するという事です。



 ボールを前に運ばなければシュートが出来ない仕組みになっています。
縦にボールを放り込めば、相手にボールを渡すことになるか、
撥ね返されてしまい、攻撃につながらないことは選手たちもわかっています。
横パスだけをつないだり、空いているスペースに展開するだけの
ポゼッションを繰り返していても、相手ゴールに近づくことはできません。

 ゴールの正面近くの確率の高い場所でシュートを打つためには
ボールをどこへ運び、人がどこへ走らなければならないか。
 教えることも必要ですが、ゴールを奪うという答えがわかっているのですから、
掛け算でも足し算でもよいので、方法を考えてほしいと思います。
 考える力がプレーの選択肢を広げていきます。
2009.3.14 

                                   レッスンビデオ 販売中

   親子のためのジュニアサッカーコーチング 
     トレセンで使われる言葉の意味 「MTMメソッド」
              現役トレセンコーチNABOコーチのコラム
 
読者の方の中には、トレセンに選ばれて練習会に
行っている選手も少なくありません。

 ある読者の方から、トレセンのメニューに書いてあった「MTM」について
お問い合わせをいただきました。

 その方にはお答えしたのですが、読者の皆さんに
あらためてご説明したいと思います。

 MTMとは、マッチ(MATCH)、トレーニング(Training)、マッチ(MATCH)
の頭文字を並べたものです。

  (辞書で意味を調べると .match[名] は1 試合,競技 ゲームとあるので
     問題点を見つけるためにミニゲームをするということ.)
 これは1回の練習で、マッチとトレーニングとマッチという順序で行うと
効率がよいという考え方から、広く普及しています。

 まず、練習場に集まったらウォーミングアップしたあとに、少人数のマッチ
をします。4対4などが多いです。

 コーチはその日の練習テーマを決めておいて、マッチで練習テーマで直せる
現象が出るかどうか確認します。

 テーマは基本的に1つです。

 例えばルックアップや、スクリーンプレーからのターンなど、1時間程度の
練習である程度改善出来るテーマに絞ります。

 最初のマッチで顔が下がっている選手が多くいたら、テーマはバッチリです。
逆にみんなが顔が上がっているようなら、コーチは他のテーマを見つけなくて
はなりません。

 自分のチームに何が足りないかを把握しているコーチなら最初のマッチで
現れる現象に合ったテーマを考えることはカンタンなはずです。

 トレーニングに移ります。

 ルックアップを身につけるだけのトレーニングを2,3種類行います。
途中、トラップミスを直したいとかドリブルを上達させたいという願望が
起こると思いますが、ルックアップだけに絞ります。ガマンです。

 最後のマッチをします。
コーチが見るポイントはルックアップしているかどうかだけです。
最初のマッチに比べて、顔が上がるようになり、サポートの動きやカバーの
動きが出て、パスがつながるようになれば成功です。

 完璧とは言わないまでも、最初のマッチから改善していれば、1時間半の
トレーニング成果があったということになります。

 学校の勉強で言えば、授業の前日の予習で例題を解き、授業で質問をしたり
確認をします。帰宅後の復習では練習問題を解いて実力を確認します。
 サッカーも一緒ですね。

 物事を身につけるということは、あれもこれも同時という事よりは
絞ることが大切です。

 1時間半の練習のあと、子供たちに今日の練習のテーマを聞いてみて
全員が「ルックアップ」と答えられたらOKです。

意外に今日の練習で何をやったか答えられない選手やコーチもいるものです。
 読者の皆さんがMTMの練習の機会があったら、
ぜひ、テーマに集中してみて下さい。

 練習方法の目的を知っておくことは、選手や保護者にとってもメリットがあります。

147号(2012/3/14)
                                   レッツトライ!


  (15) 
トレセン練習会のテーマでは、サッカー協会のカリキュラムにより

    「連続してプレーする、守備をする」というものがあります。

ひとりにアプローチに行ってかわされても、パスを追いかけてプレッシャーを
かけ続けるというものです。

ハードワークですね。日本人が得意とする分野です。

そんな、走り続けるサッカー、相手に脅威を与えるサッカーとしてしつこい
デフェンス必要です。

    サッカー少年と親と指導者のためのメールマガジン
               (ほぼ週刊? 2013/6/26)より抜粋
                                

  親子のためのジュニアサッカーコーチングVol.145


         (16) 
   小学生のフィジカル

  (意味・・・サッカーのフィジカルは当たり負けしないための
身体の強さだったり、試合中途切れないスタミナだったり、
スプリントの速さだったりという意味だと思います。)

                       現役トレセンコーチNABOコーチのコラム


∪23がマレーシアと戦ったゲーム強く感じたことがあります。
それは小学生のサッカーにも共通することです。

サッカーは身体をぶつけ合うことが許されるスポーツです。
また、ボールを追う、空中にあるボールをヘディングする、走る、競るという
プレーのひとつひとつで相手に勝つためには、
フィジカルの強さが必要になって来ます。

小学生では積極的にフィジカルトレーニングをすべきではないとされて
いますが、ここで言うフィジカルトレーニングとは筋肉を大きくするような
トレーニングや、発育発達過程にある関節や骨の成長を妨げるような負荷を
かけないという意味です。

適度なフィジカルは必要だと考えます。
それは下半身だけでなく、全身のフィジカル能力をアップすることです。

逆上がりなど鉄棒運動、マット運動、跳び箱など、腕、脚、胴体を連動させる
動きは、サッカーのプレーでは有利になります。

体幹トレーニングやコーディネーショントレーニングを紹介していますが
小学生が、自分の体重の範囲内の負荷でトレーニング出来るメニューは
たくさんあります。

私がこれまで指導してきた子供たちの中で、器用でボール扱いが上手いのに
フィジカルがちょっと弱いので損をしている子がいました。

フィジカルに自信がないと、ゲーム中での動きも消極的になって来ます。
いわゆる「当たり負け」をするシーンも見かけますが、当たることを避ける
ようになる場合もあります。

伸び伸びとプレーをするためにもある程度のフィジカルトレーニングを
ガッチリやっておきましょう。

怪我の予防にもなります。今までのプレーにキレも出てきます。
私の持論のひとつに「技は力の中にある」、つまり、テクニックを実戦で
発揮するためには、パワーとスピードが必要だという事です。

ピンと来る方は、早速トレーニングしましょう。
まだ、低学年だから・・・という事もあるでしょう。

跳び箱とかマット運動、鉄棒などは低学年から続けることで身体が成長しても
出来るようになるので、ぜひトライして下さい。

私の目安は、ジャンプとのぼり棒ですね。

そういえば、福西崇史さんは体操選手だったんですよね。
ピッチ上でバク転する姿が格好よかったです。

レッツトライ!(ほぼ週刊? 2012/2/24)

              (この記事はメールマガジン抜粋記事です)


 (17)
 
よく言われる「身体能力」とか「身体能力の高い子」とは
どのような意味ですか?
 
 身体能力とは、サッカーの場合は「足の速さ」や
「当たり負けしないからだ」と言う意味です。
  または、それらを備えた子たちのことです。

 リフティング王土屋健二としてもう一つ付け加えたいのは
 「体の柔らかさ」です。

 小学生のうちのトレセンは、技術よりも身体能力で
選ばれる事が多いような気がします。
 
 「足の速さ」や「当たり負けしないからだ」は確かに一つの武器には
なりますが・・・いずれ、中学高校に入ると自然と追いついてきます。
 
 小学生の時に、身につけた個人テクニックはウソをつきません。
                   
この記事を読んで「うん!!」とうなづいた方にお勧めビデオは・・・ビデオH です。
(ホームページ管理人のコラム)
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   (18) 
 現役トレセンコーチNABOコーチのコラム

パスする寸前に見えたら

 パスをする寸前に、ボールを蹴る寸前に相手の足がスッと出てきた。
 多くの選手はここで、イチかバチかのパスを蹴ってしまいます。

 高い確率で相手の足にあたり、高い確率で相手ボールになります。
またボールを奪いに行かなければなりません。

ボールを蹴る寸前に蹴る足を止めて、ドリブルに切り替えることが
出来る、ボールを蹴らず、ボールを引くことが出来るなどなど

寸前に判断を変えることが出来る能力

これもセレクションでは注目されます。
 多くのギャラリーが「上手い」と思う瞬間です。

イチかバチかを止めて、ボールを大切にしましょう。
ボールをパスすることが出来なければ、パスコースが出来るまで
 ボールをキープ。

 出来れば相手を抜いてしまう。
パス以外にドリブルの技術に自信があれば、
判断の引き出しが多くなります。    2014/7/28
   

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  (19)
〜トレセン 落ちる子、落ちない子〜

 トレセンで「あれ・・・なんであの子が受かり。うちの子が落ちるの?」
とヒソヒソと秘密会合が持たれる事はしばしば・・・。

 陸上競技のように、タイムや距離で一番から順番にというのならば
誰の目から見ても公正なのですが・・・
 しかし、トレセンの選考は「人が人を選ぶ」から腑に落ちない点が
出てきてしまいます。

        

 さて、その秘密を数字のマジックで少し解説したいと思います。
  
  まず、トレセンに50人の選手を選ばなければいけないという
前提で話します。
 その選考会に100人の選手が受けに来ました。
 
  話しは変りますがグループが出来るとおもしろい法則ができます。
   「3対3対3」 (ようするとに3つのレベルにわかれるです。)
   というものです。(端数は気にしないでね)
 
 その法則を使ってこの100人のグループ分けをするとこうなります。
 
 100人の中の3割である33人は、仮にAグループとして
  「与えられた課題が丁寧によく出来き、時間も予定時間より早く出来る人」
 次の3割の33人は仮にBグループとして
  「普通によく出来き、時間も遅れる事はありません」
  いわいる、合格ラインにいる人たちです。
 次の3割の33人は仮にCグループで
  「いわいる「ぶきちょ」」と表現しておきましょう。
     (うんうんと、うなずかれる方も多いでしょうか?)
                  

 あなたがトレセンの選考委員だったら・・・
  Aグループの選手は選考から概ね外しませんよね。
  Cグループの選手は、あなたのサッカー経験から無理だと
  判断すると思います。

 問題はBグループの子供たちです。
 このお話だとAグループの33人は合格ラインですから、残りの
 12人を、Bグループの33人から選ばなければなりません。

 このBグループでもおそらくAグループに近い5人は合格でしょう。
すると、Aグループと合わせて38人は合格決定です。
 逆にCグループに近い5人は不合格とします。

                      

 話しが少しややこしくなりましたので・・・ここで話しを整理すると・・・
 残りの合格枠の7人をBグループの中の残り23人で競い合う事になります。

 AグループとCグループはある意味選考しやすいのですが・・・
Bグループの子供たちはミニゲームでもとりわけ目立つわけでもなく
雑なプレーもしないので、悪い意味で目立つ状態ではないので・・・。
 
 おそらく、選考委員の人たちに良い意味でも悪い意味でもあまり
記憶されることはないのではないでしょうか?

 逆に言えば、ずば抜けてはいないがそのレベルの中では同じような
レベルであり・・・誰を選んでも同じというのが・・・本音であろうと思う。

 ここに、大人の事情というか・・・府に落ちない選考基準が発生する
要因があると思います。
  
         
そうなると選考はこのようなモノに託されるでしょう。
 提出された書類の内容、たまたまその日に良いプレーをしたのを
ある選考委員が見ていてそれを評価してくれたとか・・・
 あいさつがしっかり出来ていたとか・・・
 という、話から合格者が決められていくことになるのであろう。
  (私の経験からも、ある組織で人選の詰めは
    そのようになるので・・・)
                  
 冷静になって考えてみれば、人を選ばなければいけない時には
誰でもやっている方法であることに気づいてもらえると思います。

 これは、数字のマジックでの説き証ですが・・・
良心と公正をもって選考する委員でしたら悩ましい点をついている
と感じる事でしょう。
 
 ですから、個人で出来る対策はあげれば・・・きちんとした生活態度と
個人テクニックの向上を目指して日々の努力を・・・
  そんな、おりお奨めするのが・・・。
              個人テクニックのレッスンビデオ
  
 ちなみに・・・地区トレセンから県トレセン、ナショナルトレセンに
行っても同じことが繰り返されるようです。
 よく、県トレセンに進んだ子供をもつお母さんが時々する言葉に
「地区トレセンでは、あれだけ目だっていた子供が県トレセンに
行ったら・・・まったく、目立たなくなった」と・・・。
 子供もその場の雰囲気や人間関係の構築でプレーの状態が
変ってしまうのでしょうね。


                   (ホームページ管理人のコラム)

  (20)

 私がセレクションを受ける子どもたちに言う言葉は2つあります。

「目立て。ボールを持って目立て」
「指示の声を出せ、イニシアチブを先にとれ」
 という事です。

親子のためのジュニアサッカーコーチング  2014/8/10
    (21)

少年サッカー 8人制になった今の現状

 8人制サッカーになってもう何年経つでしょうか。
 以前の少年サッカーが11人制だったということを知らない保護者も
 いる時代です。

 決勝大会を見ていると、8人制サッカーもここまで進化したのか
 という感じがありました。

 8人制サッカーになったばかりの頃は、体格がよくスピードのある
 エースにボールを集め、個人技で突破してシュートを決めるという
 シーンが多かったように思います。

〜最近の進化〜

また、11人制同様に、バックからビルドアップ(組み立て)して
 パスを3,4本つなぎ、ボールを受けたフォワードがシュートを
決めるという、ショートパス主体のチームが増えたことも事実です。

その一方で、コートの小ささを逆にとって、ロングパス、縦パスを
効果的に使い、デフェンスラインからフォワードにボールを供給し
 こぼれ球に中盤の選手が飛び込んで行くというパターンもありました。

セレッソ大阪は、なでしこジャパンのようにデフェンスラインから
 ボールをつなぎ、サイドを攻めていました。サイドが塞がると無理を
 しないで戻し、さらに逆サイドへ。

そうするうちに、スペースが出来てきてサイドから中央へクロスを
入れる。

 簡単に見えますが、ひとつひとつのプレーが実に丁寧で確実です。
 大人でも8人制でこのようなサッカーをして欲しいなと思うほど
見応えがあります。

 最近はキック力、キックの精度も上がって1本のキックでサイド
 チェンジするチームも多くなりました。

 自由自在にキックを操ることで、8人でピッチを自由自在に使い
 ゴールを狙う。そんなゲームが増えたように思います。

 柏レイソルに見られるような、小柄でも動きや予測の鋭さでボール
 を奪い、ショートカウンターで相手ゴールに迫るという選手も光って
 いました。

ワンタッチで終わらず、2タッチ、3タッチとドリブルで相手を
左右に揺さぶるプレーで、シュートコースが開けばすかさず狙う。

ペナルティエリアに入ったばかりの距離からのシュートが非常に
効果的だったようです。

もう1本パスがあるだろうというゴールキーパーの予想を裏切り
 クロスバーの下を狙うシュートは、ゴールキーパーの手先をかすめて
吸い込まれていました。

あらゆる意味で「キック」の精度、距離は少年サッカーでは武器だと
感じました。

キックとドリブル。

 基本となるこの技術がレベルアップしたことは大変素晴らしいこと
 です。

レベルアップした理由のひとつに、デフェンス力が上がったという
 こともあるでしょう。

 3バックや2バックという布陣ながらも、チャレンジアンドカバーを
徹底しているチームは戻りも速く、カバーリングが見事でした。

ファーストデフェンダー(ボールに最初にアプローチに行く人)は
取れる時は取りますが、取れそうもない時はパスコースのひとつを消し
 ます。

カバーとなる選手(セカンドデフェンダー)は、消されたコースと逆に
来た相手をすかさず狙ってボールを奪っていました。

 2人から3人でのグループでの守備力が上がっているということです。
この守備を崩すためには、長いパスが効果的ですし、ドリブルやフェイント
 で相手の読みの裏を取るということも効果的です。

 攻撃と守備のレベルアップと同様に、攻守、守攻の切り替えの早いチームも
目立ちました。

 攻撃からシュートを打ち、キーパーにキャッチされた瞬間に守備につく場面。
または、シュートが相手デフェンダーの足に当たった瞬間に守備につく場面。

 攻撃から守備の速さが特に目立ちました。
 守備から攻撃の切り替えは、インターセプトでボールを奪うという場面で
見られ、インターセプトでボールを奪った選手が孤立しないで、回りの選手が
 まるで予測していたかのように、パスコースに入っているというものです。

 動きの早さ同様に、判断の早さや予測という「頭を使う」部分もレベルアップ
 して来たことを実感しました。

 来年から冬に決勝大会が開催されます。時期が遅くなるわけですが、レベルは
 さらにアップすることが期待されます。

U12リーグの導入でゲーム数が増え、ゲームを経験する選手も多くなるはずです。
 少年サッカーが日本サッカーを支えていることは事実。

 保護者も指導者もプレイヤーズファーストで選手たちを導きましょう。


レッツトライ!



               (この記事はメールマガジン抜粋記事です)

 親子のためのジュニアサッカーコーチング 2014/12/31 
      (22)


■サッカーセンスとは■

このような質問も受けることがあります。

「サッカーセンスとは?」

 私の考え方ですが、こう答えています。

 「相手の逆を取る、相手の裏をとる、相手をだますという意識」
これがあるかどうかです。



ボールをもらっても、相手の目の前にトラップしていては相手に
奪われるだけです。

 相手もボールを狙っていることを十分理解できていれば、ボールの
持ち方も変わります。

ボールを扱っていなくても、この考え方は必要です。

ボールを受けるフリをすること、味方がボールを受けやすいように
 オトリになること。

これは、ボール無しでも相手をだますことが出来るプレーです。

チーム全体のゲーム作り、組み立てというセンスはレベルが高い話に
 なリます。

 私の考えるセンスとは、ボール、相手、味方という「2対1」の関係を
作ってゲームが出来るかということです。


サッカーレッスンビデオに返る


 (23)
■優しい子がフォワードになれる理由■
(ホームページ管理人のコラム)

お父様が心配していること・・・
息子さんが優しすぎるとのこと。


 サッカーにおいてはよく「強気とか負けん気が強い」子供が向いている。
と言われます。
 確かに、順当に考えた時には私もそうだと思います。


 親バカと思われるかもしれませんが。
私の息子も、「優しすぎ」と思うくらいに優しい子供でした。

 だから、スーパージンガやドリブルの技術はあっても
人ごみの中ではまったくボールを持っていけずに
歯がゆい思いをしていました。


 しかし、しっかりとしたテクニックや理論そして、
下で書いた練習を身につけて行っい時に、
人ごみの中をドリブルで通過するイメージや
アイデアが次々に生まれて来たらしく。
 自分に自信が持てるようになったみたいです。



言い換えてみれば、発想力とか想像力とでもいうのでしようか?
 強気とき負けん気とかいう一か八かという賭けのようなものでなく
自分の理論において、人ごみに入っていけるようになったのだと思います。


 そうなってくると、優しさは「人をケガさせないように」という
配慮も出てきます。から「優しさ」は大切な資質になっていくと思います。


 強気、負けん気で勝負していたら・・・そうゆう発想は一生たっても
出てきませんよね。

  

「サッカーはゲーム・・・ケンカではない。
だから自分の持てるテクニックで遊ぼう」
という気持ちに切り替わった時に
とても物おじせずにプレーが出来るようになりました。


 もし、お父様が息子さんのサッカーの練習に付き合うことが
出来るのでしたら、練習している時に「プレシャー」を
かけてあげてください。


 「プレッシャーをかける」というと難しいように聞こえるも
しれませんが、要はこんな感じです。


 リフティングでもドリブルでも練習をしているよ うだしたら
まず、突然に名前を呼ぶ とか 大声だす とか。 初心者ならぱ
それだけで動揺するとと思います。 ボールをはじいてしまうでしょう。


 それが、慣れてきたら「歩いて近寄る」「走って近寄る」とか
これらをしていると、そのうちに息子さん本人がボールをコント
ロール出来る間合いを身につけていけると思います。


 最終的にはうちの息子には、蹴りとかパンチとか私が本気で
襲い掛かりましたが、「親父、お前の行動はすべて読んでいる。」
と言いつつヒラリとかわされてしまいした。 


 この練習はただ、お父さんがぶつかって行けばよいだけの
話なので誰にでも出来ます。 

 私もサッカー経験ないですが、サッカーは究極的な話・・・
人が目の前にいる時に冷静にボールコントロールできるかが
大切なポイントになると思います。

   レッスンビデオ 販売中

(ホームページ管理人のコラム)




うちの子供は気が弱くて・・・ボールを持っても
対戦相手DFが近づてくるとすぐにパスを出しちゃんです。

または・・・

何をしていいだかわからなくなっちうみたいなんです。
サッカーに不向きなのかなかな・・・。

と、電話でサッカービデオの注文を受け時に
心のうちを明かされる方は結構多いです。

あなたの息子さんどうですか?


もともと、気が強い子供さんならばテクニックが
少々なくても気力で頑張れこともあるのですが・・・。
そして、そうゆうものだと思って積極的に対処してしまいます。


ちょっと、引いちゃう子供、ためらちゃう子供は・・・
苦手意識のままになってしまいます。



ポロリと口にして頂いたこの質問に対していつもこのように
アドバイスしています。


「大人だって、やり方を知らないことを任されたら戸惑いますよね。
人によっては、怒り出す人もいますよね。

子供ならば、尚更です。

だから、やり方と動きを教えればいいんですよ」
と、アドバイスいたします。



この記事を読んで「うん!!」とうなづいた方にお勧めビデオは・・・ビデオE又はM です。

 


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ウェーブリフティング、スーパージンガ、ジンガ